舌の裏の出来物は単なる口内炎か?痛くないしこりと危険な病気の真相に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
舌の裏のトラブルは、一見すると似たような突起や粘膜の荒れに見えるため、専門医による確定診断が欠かせません。医療機関で頻度の高い主要5疾患について、臨床データと特徴を整理しました。
項目(疑われる疾患)詳細・臨床データ(好発・症状)一般的な基準・治療費用編集部の見解・評価アフタ性口内炎
(舌の裏の痛み)数ミリ〜1cm程度の潰瘍。
食事や会話で強い接触痛。
全世代に発症。通常7〜10日で自然消失。
保険診療(軟膏処方等で約1,000〜2,000円程度)。自然治癒可能。
ただし2週間以上治らない場合は別疾患を疑うべき基準値。粘液嚢胞
(ブランダン・ヌーン腺)10〜20代に好発。
舌先裏側の小豆大の膨らみ。
基本は無痛、噛んで潰れることあり。自然治癒は稀。
摘出手術(日帰り〜1泊)。
費用は約5,000〜15,000円(3割負担)。再発率が高い。
原因となった小唾液腺ごと摘出しない限り根本解決しない。ガマ腫
(舌下腺嚢胞)10〜30代女性にやや多い。
口腔底の大型の半透明腫瘤。
無痛だが舌が押し上げられる圧迫感。開窓術、OK-432注入硬化療法、舌下腺摘出。
通院〜数日入院(約2万〜6万円)。放置は不可。
肥大化すると嚥下・構音障害の原因に。専門的な口腔外科手術が必要。唾石症
(顎下腺・舌下腺管)30〜50代に多い。
食事時の急激な舌裏・顎下の腫れと疝痛。
管内にカルシウム結石が形成。内視鏡下摘出または切開摘出。
自然排出される例もあるが、再発時は手術(約1万〜4万円)。早期検査が鍵。
細菌感染による蜂窩織炎(激痛・高熱)を併発するリスクがある。舌がん
(初期扁平上皮癌)口腔がんの約60%を占める。
初期は無痛〜軽度の違和感。
硬いしこり、不整形の潰瘍、出血。自然治癒は絶対にしない。
部分切除〜広範囲切除、化学放射線療法。
ステージに応じた高額療養費適応。生命に関わる最重要疾患。
ステージⅠでの5年生存率は90%超だが、放置による進行で予後は急激に悪化。