表現者としての菊池桃子さんも、円熟の輝きを放っています。1984年の『パンツの穴』での映画デビューおよび『青春のいじわる』での歌手デビューから40周年のアニバーサリーを越え、音楽活動への評価は国内外で再燃しています。
特に近年は、80年代のジャパニーズ・シティポップブームに乗って、当時結成したロックバンド「ラ・ムー(RA MU)」や初期のソロ楽曲が海外の若手DJやリスナーの間で大ブレイク。洗練された都会的サウンドと菊池さんのコケティッシュなウィスパーボイスが「唯一無二のグルーヴ」として再評価され、記念EPのリリースやライブ公演の成功へと結びつきました。
俳優業においても、母親役から知的な専門職まで幅広い役柄をこなすバイプレイヤーとして確固たる地位を確立しています。落ち着いた台詞回しと確かな存在感で作品に深みを与える演技は、各キー局のドラマ制作陣から絶大な信頼を寄せられています。