歯科医が選ぶ歯磨き粉おすすめ2026|市販品との違いと愛用理由

歯科医が選ぶ歯磨き粉おすすめ2026|市販品との違いと愛用理由

歯科医が選ぶ歯磨き粉おすすめ2026|市販品との違いと愛用理由にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

30代以降の成人の約8割が予備軍とされる歯周病、そして加齢や強いブラッシング圧で歯茎が下がったことによる知覚過敏。この2大トラブルに対しては、虫歯予防とはまったく異なるアプローチが求められます。

歯周病リスクが高い層において、圧倒的な支持を集めているのがコンクールジェルコートFです。この製品の最大の特徴は、一般的なペーストに含まれる研磨剤を一切排除した研磨剤無配合である点です。歯周病によって歯肉が退縮すると、本来歯茎の中に隠れているデリケートな「象牙質」や「セメント質」が露出します。ここに高研磨の歯磨き粉を当て続けると、歯の根元がくさび状に削れてしまい、重度の知覚過敏や根面虫歯を引き起こす引き金になります。

コンクールジェルコートFは滑らかなジェルが歯周ポケット周辺に行き渡り、薬用成分塩酸クロルヘキシジンがプラーク中の細菌を長時間殺菌・吸着します。発泡剤が入っていないため電動歯ブラシとの相性も抜群で、インプラント周囲炎の予防にも適しています。

一方、冷たいものや風が歯にしみる知覚過敏に対しては、知覚過敏シュミテクトが臨床における揺るぎないゴールドスタンダードです。配合されている硝酸カリウムが歯髄神経の周囲にイオンバリアを形成し、痛みの伝達を即座にブロックします。さらに継続使用することで、露出した象牙細管を封鎖し、刺激の侵入を根本から防ぎます。「しみるから」とブラッシングがおろそかになり、そこから歯周病が悪化するという悪循環を断ち切るために、歯科医が真っ先に処方する頼もしい一手です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。