豊昇龍の本名はスガラグチャー・ビャンバスレン。1999年5月22日、モンゴルのウランバートルで生を受けました。
幼少期は父や伯父たちの影響でレスリングに打ち込み、国内大会で上位に入る活躍を見せていました。転機が訪れたのは15歳の時。スポーツ留学として来日し、千葉県の相撲強豪校である日本体育大学柏高等学校に入学したことです。高校から本格的に相撲を始めたにもかかわらず、類まれな運動神経で急成長を遂げ、全国高校総体(インターハイ)などで頭角を現しました。
高校卒業を控えた2017年、元小結・旭豊が師匠を務める立浪部屋へ入門。叔父の朝青龍が所属していた高砂部屋ではなく立浪部屋を選んだ背景には、「叔父の名前だけに頼らず、自らの力で道を切り開きたい」という本人の強い意志と、当時の受け入れ環境を考慮した決断がありました。2018年初場所の初土俵から着実に番付を上げ、スピード出世を果たしていきます。