生理前特有のベタつきを感じると、つい洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使いたくなる。しかし、これは最も避けるべき罠の一つだ。黄体期の肌は、プロゲステロンの影響で非常に敏感になっており、少しの摩擦や刺激でも炎症を起こしやすい状態にある。
強力な洗顔料で必要な皮脂まで奪ってしまうと、肌は「乾燥している」と勘違いし、さらに大量の皮脂を分泌する悪循環に陥る。この時期に必要なのは、「摩擦を極限まで減らすこと」と「適度な潤いを残すこと」だ。泡立てネットを使い、直接手が肌に触れないほどの弾力泡で優しく包み込むように洗うのが鉄則である。また、クレンジングはジェルやミルクタイプなど、肌への負担が少ないものを選び、ぬるま湯で素早く洗い流すことを心がけたい。