位置情報を追跡しても見つからない場合や、明らかに盗難・紛失の形跡がある場合は、不正利用を遮断する防衛ラインを敷く必要があります。特に優先すべきは金融・通信・SNSの3大レイヤーです。
1. キャッシュレス決済・クレジットカードの利用停止
端末の画面ロックが強固であっても、通知センターのポップアップや非接触決済の悪用を防ぐため、キャッシュレス決済・クレカ利用停止の手続きを急ぎます。PayPayや楽天ペイなどのコード決済はWEB管理画面から端末連携を解除し、クレジットカード会社へ電話して付帯するApple Pay/Google ウォレットの無効化を依頼してください。
2. キャリア回線一時利用停止のタイミング
高額な国際通話や不正なSMS認証を防ぐため、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル等の各社窓口からキャリア回線一時利用停止を行います。ただし、SIMの通信を止めてしまうと、Wi-Fi環境外にある端末のリアルタイム追跡が制限される場合があるため、「紛失モードの送信」や「最新位置の取得」を完了させてから回線停止を実行するのがプロのセオリーです。
3. LINEアカウント乗っ取り対策と再ログイン制限
連絡手段の要であるLINEアカウント乗っ取り対策も忘れてはなりません。別端末(PC版LINEやタブレット)からログインできる場合は、「設定」>「アカウント」>「ログイン中の端末」から紛失したスマホのセッションを強制ログアウトさせます。第三者がSMS認証を突破して不正ログインを試みるのを防ぐため、パスワードの変更も同時に行いましょう。