「Cメール」とは、KDDI(au)がcdmaOneやCDMA 1Xなどの第2世代・第3世代携帯電話(ガラケー)の時代から提供していた電話番号宛てテキスト送受信サービスの名称です。NTTドコモの「ショートメール」や旧J-PHONE(現ソフトバンク)の「スカイメール」と同様に各社独自のサービス名が冠されていましたが、国際標準規格である「SMS(Short Message Service)」の普及に伴い、サービスの実態は完全にSMSへと統一されました。
現在auで販売されている5Gスマートフォンや4G LTEケータイにおいて、画面上の表記は「メッセージ」や「SMS」に統合されています。しかし、通信システムの根幹はかつてのCメールと同一であり、電話番号さえ分かればメールアドレスを知らない相手にも直接短いテキストを届けられる利便性はそのまま受け継がれています。
さらに近年では、NTTドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアが共同開発したリッチコミュニケーションサービス(RCS)規格の「+メッセージ(プラスメッセージ)」への移行が進んでいます。「+メッセージ」は従来のSMS機能を引き継ぎつつ、写真・動画の送受信やスタンプ機能、グループチャットをデータ通信料(パケット通信)のみで利用できる上位互換サービスです。相手が+メッセージを利用していればパケット通信で、利用していなければ自動的に従来のSMS(Cメール仕様)に切り替わって届く仕組みが確立されています。