刑務所における年間最大の「食のイベント」は、実はクリスマスではなく正月です。1年を通じて最も豪華な食事が提供されるのは12月31日の大晦日から1月3日までの正月三が日です。 12月31日の夕食には本格的な年越しそばの献立が組まれ、普段は出ないえび天や大きなかき揚げが添えられます。そして元旦の朝から3日目にかけては、プラスチック重箱に詰められた正月のおせち料理が配膳されます。伊達巻、黒豆、栗きんとん、昆布巻き、煮しめといった伝統的な正月料理が並び、主食も麦飯から赤飯へと変更されます。 受刑者のクリスマスの過ごし方としては、作業(刑務作業)自体は通常の平日であれば実施されますが、夜間の自由時間(免業時間)にクリスマス特番の録画放送が所内テレビで放映されたり、教誨師(きょうかいし)による宗教教誨が希望者向けに開かれたりします。一方、正月三が日は作業が完全に休み(免業日)となり、部屋の中で静かに過ごすことになります。 また、刑務所では特定の祝日に合わせて祝日菓子の自費購入が許可される制度(自己の所持金で購入する制度)があり、クリスマスやお正月に合わせて羊羹やクッキー、スナック菓子などを購入して味わう受刑者も少なくありません。
刑務所のクリスマス食事は豪華?ケーキやチキンの真相と税金予算を徹底検証
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