SNS上のリアルタイム投稿や大手Q&Aサイト、知恵袋に寄せられる受診者の実態を検証すると、事前の情報不足による「受診時のすれ違い」が頻発している実態が浮き彫りになります。
「毎年スギ花粉だと信じ込んで市販薬を飲んでいたが、View39を受けてみたらスギは陰性で、原因は秋のブタクサとダニだった。薬を飲むタイミングを完全に間違えていた」(30代男性・会社員)という声は典型的です。自己判断による薬選びの非効率さに気づき、検査を受けたことで長年のストレスから解放されたという報告は後を絶ちません。
一方で、受診時期や診療科の選択による失敗談も目立ちます。 「2月の飛散ピーク時に耳鼻科へ駆け込んだら、待合室が満員で診察まで2時間半待たされた。腕からの採血結果を聞くために翌週また同じ待ち時間を経験することになり、即日検査ができるクリニックを選べばよかったと後悔した」(40代女性・主婦) 「小児科で5歳児のアレルギー検査をお願いしたが、静脈からの採血がうまくいかず子どもがトラウマになってしまった。事前にドロップスクリーンを導入しているクリニックを調べておくべきだった」(30代女性・パート)
都内のアレルギー専門医に取材したところ、「花粉症の症状が重症化してから受診すると、すでに鼻粘膜が激しく炎症を起こしており、検査結果を待つ間も強い苦痛が続きます。また、飛散シーズン中の耳鼻科は非常に混雑するため、医師側も一人ひとりに割ける説明時間がどうしても短くなりがちです」と語ってくれました。現場の医療従事者も、ピーク前受診と適切な検査機種の選定を強く推奨しています。