表舞台では華やかに見えた結婚生活が、なぜ瞬く間に終焉を迎えたのか。報道各社の当時の取材データや、後に双方がテレビ番組・手記で語った告白から、いくつかの決定的な要因が浮かび上がります。
最大の要因は、「家庭内における主導権争いと激しい気質の衝突」でした。片山氏は後の特番インタビューなどで、「帰宅すると家事の分担や生活態度を巡って激しい叱責を受けた」「ある日、怒りのあまりサバイバルナイフを突きつけられるような恐怖を感じ、身の危険を覚えてスーツケース1つで家を飛び出した」といった凄絶な修羅場を明かしています。
対する舛添氏側にも言い分があり、互いに極度の激務を抱えるなかで「家庭に癒やしや協調性を求める余裕が互いになかった」ことが挙げられています。超多忙な大蔵官僚とメディア露出で多忙を極める学者という、自我とプライドが極めて高い二人が狭い家庭空間で衝突した結果、心理的バウンダリー(境界線)が完全に崩壊し、修復不可能な溝を生み出しました。