「船よし」を語る上で避けて通れないのが、極めて長時間の待ち時間問題です。船よし 鴨川の待ち時間の真相を調査すると、週末の昼時には平均して60分から最長120分以上の待機列が発生することが日常化しています。この強烈な混雑の背景には、席数に対して需要が圧倒的に過剰であること、そして客が何杯もあら汁をおかわりしながらゆっくりと食事を楽しむため、客席の回転速度が一般的な定食屋よりも遅いという構造的理由があります。
まず押さえておくべき大前提として、同店は電話やネットによる事前予約を受け付けていません。席の確保はすべて「当日の店頭に設置される記名台帳への手書き記入」という完全先着順のルールで運用されています。この仕組みを理解していない旅行者が、昼の12時前後に到着して2時間待ちを宣告され、予定していた観光スケジュールを大幅に狂わせるケースが後を絶ちません。
混雑を回避するための具体的な戦略は大きく分けて2通りあります。最も確実なのは、午前の開店前に現地へ乗り込む「第1巡目狙い」です。通常は11:00開店ですが、混雑期には10:00から10:30頃にウェイティングボードが出されます。開店40分前の10:20頃までに到着して記名できれば、オープンと同時にスムーズに着席できる確率が格段に跳ね上がります。
もうひとつの裏ワザは、昼のピークを大幅に外した「13:40〜14:15前後のレイトランチ」です。この時間帯になると正午組が退店し、待ち時間が15〜30分程度に緩和される傾向にあります。ただし、この選択肢には「数量限定の特選ネタや人気メニューが売り切れる」「魚の仕入れ状況によって予定より早く暖簾が下げられる」というトレードオフが存在するため、事前のリスク認識が求められます。