東国原知事(当時)が自らを「宮崎のセールスマン」と位置づけ、作業着姿でテレビ番組やイベントに出演し続けた行動力は、地方財政に直接的な潤いをもたらしました。県産完熟マンゴー「太陽のタマゴ」や「みやざき地頭鶏(じとっこ)」、焼酎などの売上は跳ね上がり、県庁には連日観光バスが押し寄せるなど、庁舎自体が一大観光スポットと化しました。
地域経済研究所やシンクタンクの試算によれば、広告換算価値を含めた経済波及効果は年間数百億円規模に上ったと報告されています。単なるスローガン消費に終わらせず、県産品のブランディングと流通網の拡大に直結させた手腕は、後の地域おこしマーケティングの教科書的モデルケースとなりました。