山村美智の人生において、最も大きな転機となったのが最愛の夫であり元フジテレビプロデューサーの宅間秋史氏との死別でした。二人はテレビ界きってのおしどり夫婦として知られていましたが、宅間氏は食道がんを患い、約2年半に及ぶ闘病の末、2026年4月に逝去(享年65)しました。
夫の他界後、深い喪失感(グリーフ)の淵に立たされた山村美智ですが、その悲しみと向き合うプロセスを克明に綴った著書『7秒間のハグ』(2026年刊行)を発表しました。闘病生活を支えた日々の葛藤、別れの瞬間の想い、そして遺された側がどう前を向いて生き直すのかを描いたこのエッセイは、多くの読者の涙を誘い、ロングセラーとなりました。
彼女は現在も、パートナーを亡くした人々に寄り添う講演やメッセージの発信を続けており、「悲しみを消すことはできなくても、温かい思い出と一緒に生きていくことはできる」という言葉は、多くの遺族やファンにとって大きな心の支えとなっています。