千秋楽に幕内力士の中で顕著な活躍を見せた力士へ授与されるのが「三賞(殊勲賞・敢闘賞・技能賞)」です。この三賞の賞金額は、それぞれ一律で300万円と定められています。
三賞は横綱や大関を除く関脇以下の幕内力士を対象に選考されます。横綱を倒すなどの活躍を見せた力士に贈られる殊勲賞、場所を通じて気迫あふれる熱戦を展開した力士に贈られる敢闘賞、卓越した技法で観客を魅了した力士に贈られる技能賞があり、受賞には原則として勝ち越し(8勝以上)が必須条件です。
1場所で複数の賞を同時受賞することも可能で、例えば敢闘賞と技能賞をダブル受賞した場合は合計600万円の臨時ボーナスが支給されます。若手や中堅力士にとって、三賞の獲得は番付の昇進だけでなく、年収を一気に跳ね上げる最大のチャンスとなっています。