Q1:1匹見かけたら、部屋の中に何十匹も潜んでいると考えたほうが良いですか?
A1:シバンムシやチャタテムシの場合、1匹のメスが数十〜数百個の卵を産み付けるため、室内に成虫が単独で飛んでいる場合でも、近くに集団発生源(乾物やカビ)が存在する可能性が高いです。見かけた場所の半径2メートル以内にある食品ストックや段ボール、結露箇所を直ちに点検してください。
Q2:バルサンなどのくん煙殺虫剤はシバンムシやチャタテムシに効きますか?
A2:露出している成虫には効果がありますが、食品の内部や畳の深部、壁紙の隙間に潜む幼虫や卵には薬剤が届きません。くん煙剤を使用する場合は、事前に発生源となっている食品やカビの生えた資材を完全に処分した上で、補助的な空間清浄手段として活用するのが正しい手順です。
Q3:殺虫剤を使わずに小さい虫を安全に退治する方法はありますか?
A3:ペットや小さなお子様がいる家庭では、濃度70%以上の無水エタノール(消毒用エタノール)のスプレーが推奨されます。エタノールを直接吹きかけることで虫を瞬時に脱水・窒息死させることができ、薬剤成分が残留しません。同時に発生源のカビも除菌できるため極めて合理的です。粘着テープによる捕獲や掃除機での吸引排熱処理も安全な手段です。