旧事務所の激震期を経て、多くの有力タレントが新たな天地を選んだ。滝沢秀明が立ち上げた「TOBE」は、元King & PrinceのメンバーによるNumber_iやIMP.らを擁し、デジタルネイティブ世代を取り込んで急速に勢力を拡大している。海外チャートを意識したヒップホップ路線やフェス出演など、従来の枠組みに縛られないアプローチで新風を吹き込んだ。
一方で、二宮和也、生田斗真、岡田准一のように完全独立を選び、個人事務所として活動する実力派俳優・タレントも目立つ。特筆すべきは、独立した二宮が嵐の看板を背負い続け、STARTOとの業務提携を維持しながら個人仕事を柔軟に展開している点だ。
「辞めたら表舞台から消える」というかつての不文律は完全に過去のものとなった。民放テレビ局や映画界も事務所の垣根を超えたキャスティングへ舵を切り、STARTO所属者とTOBE所属者、完全独立組が同一の番組やイベントで共演する光景は日常化しつつある。