春先や季節の変わり目になると、耳鼻科の待合室はどこも飽和状態に陥る。だが、近年のデジタルシフトにより、無駄な待ち時間を削ぎ落とす「スマート受診」が定着しつつある。多くの山口耳鼻咽喉科医院が導入を進めるWEB予約システムを使いこなせるかどうかが、快適な受診体験を左右する最大の分かれ道だ。
取材で見えてきた最大の裏ワザは、「EPARKクリニック・病院」などのポータルサイトや各院独自の予約枠が開放されるタイミングの把握にある。多くのクリニックでは、毎朝7時〜8時の時間帯、あるいは受診希望日7日前の午前0時に当日・直前枠がシステム上で更新される。この瞬間にアクセスすることで、午前中の早いスロットや仕事帰りの好都合な枠を確保できる確率が跳ね上がる。
さらに、初診時であってもオンライン診療システムを事前カウンセリングとして活用し、対面受診時の検査手順をあらかじめ確定させておく手法も有効だ。診察券アプリと連動したリアルタイムの呼び出し通知を活用すれば、車内や近隣のカフェで待機でき、院内感染リスクを回避しながら時間を有効に使える。