石川県立小松支援学校は、小松市希望丘の高台に位置し、豊かな自然環境の中で知的障害や発達障害を抱える児童生徒一人ひとりの尊厳を尊重した教育を展開しています。石川県特別支援教育の指針に則り、自立活動の充実と地域社会への参加・包摂を目指した教育プログラムが体系的に構築されています。
本校の教育課程は、小学部・中学部・高等部の3学部で構成され、子どものライフステージに応じた途切れのない支援が行われています。
小松支援学校小学部では、基本的生活習慣の確立とコミュニケーションの基礎づくりに重点を置いています。身辺自立(食事・着替え・排泄)の確立を目指しながら、感覚統合を取り入れた遊びやリズム運動を通じて、情緒の安定と他者との関わり方を丁寧に育む指導体制が敷かれています。
小松支援学校中学部へ進むと、集団生活のルールや協調性を深めるとともに、将来の働く生活への第一歩となる基礎的な作業学習がスタートします。教科の学習に加えて、身近な道具の正しい扱い方や、指示を正確に聞いて行動するスキルなど、思春期特有の身体と心の変化に寄り添った指導が特徴的です。
そして教育の集大成となるのが小松支援学校高等部です。ここでは「社会自立・経済的自立」を見据えた実践的な職業教育へとシフトします。現場に即した作業班活動や現場実習(インターンシップ)を繰り返し、卒業後に地域社会で堂々と生きていくためのタフな生活力と職業適性を鍛え上げていきます。小松支援学校最新情報においても、個別最適な学びとICT機器を活用したコミュニケーション支援の導入が一段と加速しています。