フィリピンの国民的英雄である元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ。彼のインタビューやスピーチを観察すると、現地で圧倒的に支持される会話のニュアンスが見えてくる。彼は非常にシンプルで温かみのある表現を好み、相手との距離を縮める達人だ。
市場や食堂での実用日常会話において、彼のように気取らない「Kain tayo!(カイン タヨ=一緒にご飯を食べましょう!)」という一口メモのようなフレーズを自然に出せるかどうかがカギになる。フィリピン社会はシェアとホスピタリティの文化。完璧な文法よりも、一歩歩み寄る素朴な表現こそがローカルの心を解きほぐす。