ユーザーの間で頻繁に見受けられる誤解が、「iPhone底面の左右にある無数の穴は両方ともスピーカーである」という認識です。しかし、iPhone10の下部スピーカーの違いを正確に把握すると、構造は完全な非対称になっています。
Lightning端子を挟んで、左側の穴列(5個)は下部マイク用、右側の穴列(7個)はスピーカー用として設計されています。「左側の穴から音が出ていないから壊れている」と誤認して修理店に駆け込むユーザーが一定数存在しますが、左側は音を拾うマイクであるため音が出ないのが正常な仕様です。
また、iPhone通話の音量が小さい原因として、ソフトウェア側の「電話ノイズキャンセリング」機能が周囲の環境音だけでなく話者の声まで誤って抑制してしまう事象が報告されています。設定アプリ内の「アクセシビリティ」項目からノイズキャンセリングのオン・オフを切り替えるだけで、クリアな音質を取り戻せる事例も少なくありません。