海外で神薬と話題!日本の酔い止め薬が最強と呼ばれる理由と徹底比較

海外で神薬と話題!日本の酔い止め薬が最強と呼ばれる理由と徹底比較

海外で神薬と話題!日本の酔い止め薬が最強と呼ばれる理由と徹底比較にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

日本のドラッグストアに並ぶ数ある市販薬のなかで、海釣りアングラーやダイバー、長距離移動のプロたちから「最強の市販酔い止め」として真っ先に名が挙がるのが、エスエス製薬のアネロン「ニスキャップ」です。この薬が他の追随を許さない理由は、計算し尽くされた5つの有効成分の黄金比にあります。

乗り物酔いは、内耳の三半規管が受ける過度な揺れの情報と、視覚情報、体性感覚のズレが自律神経を狂わせ、延髄にある嘔吐中枢を刺激することで発生します。アネロンは、この発生プロセス全体を包囲するように作られています。

特筆すべきは、局所麻酔成分であるアミノ安息香酸エチルが配合されている点です。揺れによって胃壁が過敏になり、胃酸過多や胃の逆流感が生じた際、胃の知覚神経を直接麻痺させてムカムカ感を根本から抑え込みます。さらに、前庭神経の興奮を鎮めるマレイン酸フェニラミン、嘔吐反射を遮断するスコポラミン臭化水素酸塩水和物、代謝を助けるピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、そして中枢の過度な沈下を防ぐ無水カフェインが同時に作用します。

また、アネロンの持続時間の真相は、カプセル内部に仕込まれた「徐放性プレミックス顆粒」の技術に隠されています。カプセルが胃の中で溶けると、すぐに溶け出す速放性の顆粒と、腸に達してから時間をかけて溶け出す徐放性の顆粒が混ざり合って放出されます。このタイムリリース設計によって、有効成分の血中濃度が急激に跳ね上がることなく、約12時間から24時間にわたって安定した薬効をキープできるのです。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。