日本の音楽史を彩る二大歌姫、美空ひばりと島倉千代子。二人はライバルでありながら、互いの才能を認め合い、深い絆で結ばれた親友でもあった。美空ひばりの訃報に接した際、島倉が涙ながらに語った言葉は、今も多くの人々の記憶に残っている。
また、毎年大晦日に放送されるNHKの『NHK紅白歌合戦』において、島倉千代子は前人未到の通算35回出場という偉大な記録を打ち立てた。紅組のトリを何度も務め、NHKの豪華なステージで魅せた堂々たる歌唱は、日本の年末の風物詩として定着していた。彼女がステージで見せる優雅なお辞儀と温かな笑顔は、全国のお茶の間に深い安心感を与えていたのだ。