店頭でシール台紙を探しても見つからず、「販売終了してしまったのではないか」と不安に感じるユーザーは少なくありません。しかし、各店への取材および公式アプリの在庫追跡データを分析すると、ダイソーのシールブック台紙やリフィル型製品は現在も継続して生産・供給されています。
それにもかかわらず「ダイソーのシール台紙が売り切れ」という情報が拡散する背景には、明確な3つの構造的理由が存在します。
第一に、推し活ブームの定着に伴う特定層のまとめ買いです。K-POPアイドルやアニメキャラクターのステッカー、限定コラボシールなどを傷つけずにファイリングする用途として、A5サイズや6穴バインダー用のリフィルを一度に5〜10パック単位で購入するユーザーが目立ちます。
第二に、店舗規模(小型店・標準店・大型店)による入荷ラインナップの格差です。ダイソーでは売場面積に応じて発注可能SKU(商品コード)が制限されており、小型店では定番の文房具に棚を割くため、専用シール台紙の取り扱い自体がないケースがあります。
第三に、SNSでのバズによる局所的な瞬間蒸発です。TikTokやInstagramで新しい手帳デコ術が紹介されると、週末を中心に特定エリアの在庫が一時的にゼロになる現象が日常化しています。