ボートマッチの根幹をなすのは、有権者と政党の「距離」を数値化するアルゴリズムだ。安全保障、消費税率、エネルギー政策、社会保障費の負担といった多岐にわたる争点について、ユーザーは「賛成」「どちらかといえば賛成」「中立」「どちらかといえば反対」「反対」などの選択肢から自身の考えを選ぶ。
一方で、運営事務局は各政党や候補者に対して事前に全く同じアンケートを実施し、政策ポジションをデータベース化している。システムは両者の回答を多次元空間上の座標として処理し、独自の計算式を用いて整合性をパーセンテージで算出する。日本選挙学会などの学術コミュニティでも、設問の文言や選択肢の重み付けが有権者の判断にバイアスを与えないよう、アルゴリズムの透明性と中立性の確保に向けた検証が継続的に行われている。