ノゴーン・ベキ亡き後、解体されたかに見えた「テント」であるが、13話ではその残党組織が予想外の行動に出た。バルカ孤児院への継続的な資金送金が再開されただけでなく、その送金元が日本の旧財閥系ファンドの隠し口座であったことが判明したのだ。
ベキが最期まで守ろうとしたのは、復讐そのものではなく、孤児たちの未来とバルカの自立だった。13話で明かされた遺言状の断片には、「愛する者に託した最後の種火」という記述が存在する。これは乃木憂助自身を指しているのか、それとも生き残った別の血縁者を意味しているのか。テントの残党が乃木の指示に従って動いているかのような節が見られる点も、今後の展開を解く重要な示唆となっている。