春のクラシック三冠初戦である皐月賞、そしてすべてのホースマンが夢見る日本ダービーこと東京優駿。この2大競走への最終チケットを懸けた戦いにおいて、血統の優劣は決定的なファクターとして作用する。
主流血統であるサンデーサイレンス系の瞬発力はもちろん重要だが、近年のトレンドは母系に欧州型の重厚な底力を持つ配合だ。直線のスピード勝負に対応しつつ、坂を駆け上がる馬力とタフさを兼ね備えた血統構成が、春のクラシック本番でも直結するパフォーマンスを約束する。血統図の奥深くに眠るスタミナの血が騒ぐとき、仁川のスタンドは歓声に包まれる。