さつまいも袋栽培で失敗する原因は?大収穫へ導く土選びと育て方の極意についての真相をお届けします。
袋栽培を行う際、市販の培養土袋をそのまま活用する方法のほか、通気性に優れた麻袋や強度のある土嚢袋(ガラ袋)を用いる方法があります。それぞれの容器特性と必要な土の量を理解し、栽培環境に応じた最適な選択を行うことが収穫量を左右します。
容器タイプ推奨土の量・仕様排水性・通気性の特徴編集部の見解・評価市販培養土袋(そのまま栽培)20L〜25L(1苗あたり)密閉素材のため、底面と側面に15〜20箇所の穴開けが必須手軽さNo.1。コストパフォーマンスが高く初心者に最適だが、排水穴加工の精度が鍵。不織布・麻袋(ジュート)25L〜30L(1〜2苗)全方位から空気と水が抜けるため通気性・排水性は極めて優秀根の生育環境は最良。夏場の過乾燥に注意が必要だが、つるボケ・根腐れリスクが極めて低い。土嚢袋(高密度ポリエチレン)20L〜30L(1苗あたり)織り目から適度に排水されるが、紫外線による経年劣化に注意耐久性と低コストを両立。深さを確保しやすく、形の整った良質な芋を育てやすい。
培養土袋のまま栽培する場合、袋の底角をハサミで切り落とすだけでなく、「底面から高さ5〜10cmの側面全周にかけてキリやハサミで多数の貫通穴を開ける」ことが停滞水を防ぐ絶対条件です。土の量は1苗につき最低でも15〜20リットル以上を確保しなければ、根がトグロを巻いて細いまま肥大化できません。