武田鉄矢といえば、誰もが思い浮かべるのが『3年B組金八先生』や『101回目のプロポーズ』といった歴史的名作で見せた迫真の演技だろう。画面越しに熱弁を振るう彼の姿は、まさに時代を象徴するアイコンだった。しかし、カメラが回っていない自宅での素顔を知る者は極めて少ない。
武田には二人の娘がいる。妻・節子さんとの間に生まれた彼女たちは、メディアの前に姿を現すことはほとんどなかった。芸能人の二世が次々とデビューする昨今のトレンドとは一線を画し、武田家では「普通の感覚を持って生きてほしい」という強い方針が貫かれていたからだ。