膨大な出演作の中から、特にファンの間で「内山昂輝でなければ成立しなかった」と語り継がれる屈指の名演をランキング形式で振り返ります。
第1位:『機動戦士ガンダムUC』バナージ・リンクス
内山さんの名を声優界の頂点へと押し上げた金字塔です。理不尽な戦争に巻き込まれ、絶望に打ちのめされながらも立ち上がる少年の心の揺らぎを、魂を削るような叫びで演じ切りました。「それでも!」の一言に込められた説得力は、現在もガンダム史に残る名演として讃えられています。
第2位:『ハイキュー!!』月島蛍
「たかが部活」と斜に構えていたツッキーが、白鳥沢戦のワンタッチで見せる覚悟と静かな雄叫び。内山さんは月島の皮肉めいた冷淡さと、その裏で燻っていたバレーへの執着を、計算し尽くされたグラデーションで見事に表現しました。
第3位:『僕のヒーローアカデミア』死柄木弔
喉を掻きむしる不穏な初期の演技から、覚醒を経て圧倒的な巨悪へと変貌を遂げるプロセスまで、恐ろしいほどの怪演を見せつけました。内山さんの絞り出すような嗄れ声と狂気に満ちた笑声は、ヴィランとしての凄みを決定づけました。
第4位:『呪術廻戦』狗巻棘
台詞が「しゃけ」「おかか」などのおにぎりの具のみという極限の制限の中で、イントネーションと息の強弱だけで仲間への気遣い、緊迫感、戦闘時の鋭さを完璧に演じ分けました。声優の表現力の極致を体感できるキャラクターです。
第5位:『キングダム ハーツ』シリーズ ロクサス
内山さんが10代半ばの多感な時期に収録に臨んだ、まさに原点とも言える存在です。自らの存在意義に苦悩し、消えゆく運命を受け入れる切なさは、当時の内山さんだからこそ出せた奇跡的な少年の声として、世界中のプレイヤーの涙を誘いました。