県外や遠方から飯塚オートへ遠征するファンが最も陥りやすい誤解が、「最寄り駅から歩いて行けるだろう」というアクセスの見立ての甘さです。実際のところ、飯塚オートレース場は市街地からやや離れた丘陵地に位置しています。
公共交通機関を利用する場合の正解ルートは、JR博多駅から福北ゆたか線(快速で約40分)に乗り「新飯塚駅」で下車することです。本場開催日には、新飯塚駅前および飯塚バスターミナルから無料送迎バスがピストン運行されています。福岡空港から向かう場合も、地下鉄で博多駅へ出てから鉄道を利用するか、西鉄バス(蔵本乗換経由)を利用するのが定石です。タクシーを無計画に利用すると片道数千円の出費となり、レース前の軍資金を圧迫することになりかねません。
また、レース観戦における最大の盲点は、「インコース有利の先入観」です。ボートレースの影響から「1枠=絶対的有利」と思い込んで車券を購入する初心者が後を絶ちませんが、オートレースはハンデ戦が基本であり、飯塚のバンクは直線の短さゆえにスタート直後の第1コーナー争いで内側の選手が外側から被せられ、一気に最後方まで後退する事故的展開が多発します。「内枠だから堅い」という安直な思い込みを捨て、試走時のスタートタイミングと前節の整備状況を冷静に見極める視点が不可欠です。