東洋の伝統的な命理学である算命学における「六天中殺」、あるいは四柱推命の「子丑空亡(くうぼう)」において、子丑天中殺は「北方」の欠落を意味します。方位の北方は、精神世界・親や先祖・目上の引き立てを象徴する場所です。
この北方が欠けているということは、生まれ育った実家の敷居をまたぎ続けたり、親のすねをかじり続けたりすると運勢が伸び悩む構造を指しています。逆に、若くして親元を離れ、目上のバックアップに頼らず自己責任で生き始めた瞬間から、驚異的な突破力を発揮するのが最大の特徴です。
空間と時間の不自然な歪みとされる天中殺ですが、欠落があるからこそ、その反対側である「南方(未来・後輩・現実的な前進)」へ向かうエネルギーが人一倍強くなります。過去にとらわれず、未来を自分の手で作り出す力を持った存在と言えます。